スイーツラブ~お菓子みたいな甘い恋~[短編集]
あたしには、恭ちゃんの笑顔が。

あったかいキャラメルよりも、甘くって。

あたしの小さな悩みごと、溶かしてしまう。


「帰ろっか?」


傾きかけた春の陽射しが、恭ちゃんを照らす。


「うん」


あたしたちは手を繋いで。

キャラメル色の、微笑みを交わした。






“キャラメルkiss”End.
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