スイーツラブ~お菓子みたいな甘い恋~[短編集]
家が近所で、物心ついたときにはもう、弥生は俺の傍にいた。
それが当たり前になってた。
今まで、その関係を壊すのが嫌で。
言い出せなかったけど。
もし、弥生が俺を受け入れてくれるなら。
きっと言える。
だって今日は……弥生が16歳でいられる、最後の日。
ひな祭りが誕生日の弥生は、あと1ヶ月遅くに産まれてくれれば、俺と同じ学年だったのに。
明日がきたら、俺はまた年下に戻る。
そんなことを、何回も繰り返してきたけど。
今日は無性に、弥生の気持ち確かめたくなった。
気まぐれで、オマエの温もりを感じたからかもしんねーな?
それが当たり前になってた。
今まで、その関係を壊すのが嫌で。
言い出せなかったけど。
もし、弥生が俺を受け入れてくれるなら。
きっと言える。
だって今日は……弥生が16歳でいられる、最後の日。
ひな祭りが誕生日の弥生は、あと1ヶ月遅くに産まれてくれれば、俺と同じ学年だったのに。
明日がきたら、俺はまた年下に戻る。
そんなことを、何回も繰り返してきたけど。
今日は無性に、弥生の気持ち確かめたくなった。
気まぐれで、オマエの温もりを感じたからかもしんねーな?