四竜帝の大陸【青の大陸編】
人型になったハクちゃんに抱きしめられて。
「りこ。我のりこ……我も、我は、りこを愛している」
顔中に……ひんやりとした唇の感触。
柔らかで優しいそれに、心が蕩けてしまいそうになる。
熱い舌がそっと、慈しむように私のそれに絡まり合わさる。
「ん、ん……ふぁあ……」
咥内を確かめるように、まるで何かを探しているかのように。
ゆっくりと、ゆっくりと舌先が動く。
離れては合わさり、結ばれてはほどけ……。
「りこ」
キスの合間に、たくさんの「愛してる」をもらった。
重なるたびにだんだん深くなるキスに、意識がぽわ~んとなって……身体がふわふわなんだかじんじんなんだか、分からない状態になってきた時。
「こ、こ、このケダモノがー! トリィ様から離れろっ」
カイユさんの怒声で我に返った。
「えっ……ちょ、な、うっ、きゃあぁぁ~!?」
なんでベットの上?
なんでワンピースがぬ、ぬぬ……脱げかけてるのっ!?
うわっ!?
「ハクちゃっ……! あ、んぁ……カイユがっ……あ、あああっ! ふぁあっ!?」
膝の裏に手を入れて私の脚を上げ、味わうかのように膝を口に食むハクと目が合う。
「……りこ」
「っ!!」
視線を私の目から離さず、白い肌と対照的な真っ赤な舌が円を描くように膝を舐める。
蕩けるような黄金の瞳を直視出来ず、慌てて視線を外した私は壁の鏡に映ったその光景に、改めて自分の今していることを再認識した。
「りこ。我のりこ……我も、我は、りこを愛している」
顔中に……ひんやりとした唇の感触。
柔らかで優しいそれに、心が蕩けてしまいそうになる。
熱い舌がそっと、慈しむように私のそれに絡まり合わさる。
「ん、ん……ふぁあ……」
咥内を確かめるように、まるで何かを探しているかのように。
ゆっくりと、ゆっくりと舌先が動く。
離れては合わさり、結ばれてはほどけ……。
「りこ」
キスの合間に、たくさんの「愛してる」をもらった。
重なるたびにだんだん深くなるキスに、意識がぽわ~んとなって……身体がふわふわなんだかじんじんなんだか、分からない状態になってきた時。
「こ、こ、このケダモノがー! トリィ様から離れろっ」
カイユさんの怒声で我に返った。
「えっ……ちょ、な、うっ、きゃあぁぁ~!?」
なんでベットの上?
なんでワンピースがぬ、ぬぬ……脱げかけてるのっ!?
うわっ!?
「ハクちゃっ……! あ、んぁ……カイユがっ……あ、あああっ! ふぁあっ!?」
膝の裏に手を入れて私の脚を上げ、味わうかのように膝を口に食むハクと目が合う。
「……りこ」
「っ!!」
視線を私の目から離さず、白い肌と対照的な真っ赤な舌が円を描くように膝を舐める。
蕩けるような黄金の瞳を直視出来ず、慌てて視線を外した私は壁の鏡に映ったその光景に、改めて自分の今していることを再認識した。