四竜帝の大陸【青の大陸編】
55
「……んっ」
鱗に覆われた小さな身体にも、キスを落として。
愛しい貴方の身体に、この想いを注ぎ込む。
「ハクちゃん、ハク……ハクっ」
ああ、私。
この人が好き。
好きで好きで、堪らないの。
「好きっ、好きなの」
真珠色の、輝く鱗。
鋭い爪を持つ4本の指。
可愛らしい短い手足。
小さな翼。
「貴方が大好き、ハク」
全部、好き。
大好き。
貴方は私の宝物。
「私の、ハク」
想いを込めて。
「ハクを、愛してる」
貴方が私の‘世界’なの。
「我も、りこを愛してる」
え?
一瞬で、視界が反転し。
柔らかな、白い髪が。
私に流れ落ちてくる。
「りこ」
怜悧な美貌が、私を見下ろし。
蕩けるような金の眼が……。
ハ、ハクちゃん?
鱗に覆われた小さな身体にも、キスを落として。
愛しい貴方の身体に、この想いを注ぎ込む。
「ハクちゃん、ハク……ハクっ」
ああ、私。
この人が好き。
好きで好きで、堪らないの。
「好きっ、好きなの」
真珠色の、輝く鱗。
鋭い爪を持つ4本の指。
可愛らしい短い手足。
小さな翼。
「貴方が大好き、ハク」
全部、好き。
大好き。
貴方は私の宝物。
「私の、ハク」
想いを込めて。
「ハクを、愛してる」
貴方が私の‘世界’なの。
「我も、りこを愛してる」
え?
一瞬で、視界が反転し。
柔らかな、白い髪が。
私に流れ落ちてくる。
「りこ」
怜悧な美貌が、私を見下ろし。
蕩けるような金の眼が……。
ハ、ハクちゃん?