君との一生の約束
「ごめん、美紀、君の誕生日を祝ってあげられなくて」

「違うの、辰巳。私は、そう言うことを言ってんじゃないから」

「あのさー美紀、俺と美紀の2人の約束ってつくらない?」

「いいよ」

2人は黙り込んだ。「シーン」とした部屋には、時計の音だけしか、

しなかった。

「あのさー辰巳?絶対大学は行こうね!」

「うん」

「もし、また出会ったとき、お互い独身だったら、結婚しようね」

「あのさー大学で、出会えるかな?」

「わからない、でも高校1年生のときみたいに会えたらいいね」
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