千年の追憶【完】
雪路はあまりの驚きに、声も出せないでいる。
身動きひとつせずに立ち尽くしていた。
いや…。
動けなくされているのか。
どちらにしても、聖月の思いのままだった。
「お…。お…に…?
鬼…?
お…っ…!!」
雪路の言葉は遮られた。
身動きひとつせずに立ち尽くしていた。
いや…。
動けなくされているのか。
どちらにしても、聖月の思いのままだった。
「お…。お…に…?
鬼…?
お…っ…!!」
雪路の言葉は遮られた。