30才の初恋
頭の中では分かっていても食べ物には弱い。このワイン中々いける。うふふなんか気分がいい。
「斗真このワイン美味しい、おかわりちょうだい。」
「明日美、酔ってるのか?」
「酔ってなんかいまへ~ん。」
全然酔っていない。
飲んで、嫌な事は忘れてやるんだ。
「あら、斗真久しぶり元気だった?」
この女何処かで見たような、あ、真辺麻耶だ。
「ねぇ、ご一緒していいかしら?」
「どうぞ、どうぞご自由に。」
なんなら、私が失礼しましょうか?
お二人で盛り上がって下さい。
では、立ち上がろうとすると、バカか、座ってろと頭をどつかれた。
痛い!
「真辺さんと、副社長はどんな関係なんですか?」
「恋人同士、今も私はそう、「笑わせるな金目的で俺に近づいた癖に。」
「違うわ、本当に私は斗真を愛してた。」
愛してた?
過去形、って事は今はもう愛してないって事?
愛ってそんなに簡単に終わっちゃうの。
嘘だよ。
愛する気持ちは何年も、嫌、何十年たっも変わらないはず。
私の気持ちは、ずっとあの時のままなのに。
悲しすぎる。
愛に終わりがあるなんて、嫌。
「斗真このワイン美味しい、おかわりちょうだい。」
「明日美、酔ってるのか?」
「酔ってなんかいまへ~ん。」
全然酔っていない。
飲んで、嫌な事は忘れてやるんだ。
「あら、斗真久しぶり元気だった?」
この女何処かで見たような、あ、真辺麻耶だ。
「ねぇ、ご一緒していいかしら?」
「どうぞ、どうぞご自由に。」
なんなら、私が失礼しましょうか?
お二人で盛り上がって下さい。
では、立ち上がろうとすると、バカか、座ってろと頭をどつかれた。
痛い!
「真辺さんと、副社長はどんな関係なんですか?」
「恋人同士、今も私はそう、「笑わせるな金目的で俺に近づいた癖に。」
「違うわ、本当に私は斗真を愛してた。」
愛してた?
過去形、って事は今はもう愛してないって事?
愛ってそんなに簡単に終わっちゃうの。
嘘だよ。
愛する気持ちは何年も、嫌、何十年たっも変わらないはず。
私の気持ちは、ずっとあの時のままなのに。
悲しすぎる。
愛に終わりがあるなんて、嫌。