30才の初恋
「斗真の好きな女って誰な訳?好きな女がいるのに私に告白。私をバカに、ううぅ、ぎもぢわるい吐きそう。」




「おい、明日美ここで吐くな!今トイレに連れてってやるからな。」




「斗真、歩けないおんぶ。」



「おんぶしてやるから、部屋に行くまで大人しくしてくれ。」




隊長、了解しました。




隊長の言う事は何でも聞きます。




「隊長、何処にいくんでちゅうか。隊長、気持ちわるいでちゅ。」




「今部屋に着くから我慢しろ。」




隊長、無理でちゅ。出ちゃいました。




すっきりです。




「おまえ、もういい部屋に入ったら風呂だ。おまえに拒否権はない。」




うふふ、気持ちいいです。



暖かい、眠ってもいいですか。




おやすみなさい。



斗真の腕の中はとても暖かかった。



子供の頃、いつも斗真がこうして抱きしめてくれたよね。













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