30才の初恋
揺らぐ気持ち
次の日は斗真ではなく、秘書の金山さんが迎えに来た。
「副社長は暫く出社出来ませんので、私が送迎します。」
なんで、どうしてなのか?聞きたいのに言葉が出て来ない。
斗真は何を抱えているの?今誰といるのだろうか。
多分何を聞いても、俺を信じろと言うだけだ。
信じるていいのか。
信じる事が愛ならば、私はどうすべきなんだろ。
信じる事はとても難しい。
自分の気持ちを押し殺して、相手をひたすら信じるだなんて、私には出来そうもない。
30才は大人なのに、私はあの時から成長していないみたいだ。
斗真に会えない事を、何処かでほっとしている自分がいた。
今、斗真の顔を見たら、酷い事を言ってしまったと思うから。
会わない方がいいのだ。
「副社長は暫く出社出来ませんので、私が送迎します。」
なんで、どうしてなのか?聞きたいのに言葉が出て来ない。
斗真は何を抱えているの?今誰といるのだろうか。
多分何を聞いても、俺を信じろと言うだけだ。
信じるていいのか。
信じる事が愛ならば、私はどうすべきなんだろ。
信じる事はとても難しい。
自分の気持ちを押し殺して、相手をひたすら信じるだなんて、私には出来そうもない。
30才は大人なのに、私はあの時から成長していないみたいだ。
斗真に会えない事を、何処かでほっとしている自分がいた。
今、斗真の顔を見たら、酷い事を言ってしまったと思うから。
会わない方がいいのだ。