30才の初恋
奈歩ちゃんがギュッと抱き締めてくれた。
「今日のママが元気ないから、奈歩がギュッしてあげる。」
「ママちょっと緊張しちゃって、奈歩ちゃんありがとう。」
「明日美、今ママって言わなかった?」
「うん、宗次郎の告白の返事をしに来たの。」
奈歩ちゃんがショートケーキを、美味しそうに食べている。
「宗次郎、このワインで乾杯しよ。」
え、何に乾杯?
不思議そうな顔をする、宗次郎をじっと見つめた。
「奈歩ちゃんのママになりたい。私を宗次郎のお嫁さんにしてくれる。」
奈歩ちゃんは口に入ったショートケーキを、もぐもぐしながら、やった!と飛び跳ねた。
宗次郎は固まって、私を見つめたまま。
ごめん、宗次郎。
自分からプロポーズしちゃった。
でも、そんなに驚かなくてもいいのに。
「今日のママが元気ないから、奈歩がギュッしてあげる。」
「ママちょっと緊張しちゃって、奈歩ちゃんありがとう。」
「明日美、今ママって言わなかった?」
「うん、宗次郎の告白の返事をしに来たの。」
奈歩ちゃんがショートケーキを、美味しそうに食べている。
「宗次郎、このワインで乾杯しよ。」
え、何に乾杯?
不思議そうな顔をする、宗次郎をじっと見つめた。
「奈歩ちゃんのママになりたい。私を宗次郎のお嫁さんにしてくれる。」
奈歩ちゃんは口に入ったショートケーキを、もぐもぐしながら、やった!と飛び跳ねた。
宗次郎は固まって、私を見つめたまま。
ごめん、宗次郎。
自分からプロポーズしちゃった。
でも、そんなに驚かなくてもいいのに。