30才の初恋
「明日美ったらとぼけなくてもいいわ。もう深い中なんだから、結婚は時間の問題よね。斗真は私が幸せにしてあげる。」
いきなり斗真が立ち上がり、テーブルをひっくり返した。
なんなの、物にあたるなんて最低。
昭和のカミナリ親父じゃないんだから。
「斗真、酒飲んでるのか?明日美が驚いてるだろ。」
「テーブルが邪魔なんだよ。テーブルがあったら明日美に近づけないだろ!」
なんなのよ一体、斗真は何処までも困らせたいんだ。
斗真が私の膝に顔をうづめて泣き出した。
「明日美は俺のだ。宗次郎にはやらない。」
あのね、こうなったのはみんな斗真のせいなんだけど、斗真はその事分かってる?
加容子さんの問題にしても、何1つ解決してないんだよ。
本当にバカみたい。斗真がこんなに子供だんて、呆れてしまう。
たけどほって置けない、私も相当のバカだ。
泣き続ける斗真の頭を、そっとなぜた。
斗真が昔そうしてくれたように。
優しくなぜ続けた。
いきなり斗真が立ち上がり、テーブルをひっくり返した。
なんなの、物にあたるなんて最低。
昭和のカミナリ親父じゃないんだから。
「斗真、酒飲んでるのか?明日美が驚いてるだろ。」
「テーブルが邪魔なんだよ。テーブルがあったら明日美に近づけないだろ!」
なんなのよ一体、斗真は何処までも困らせたいんだ。
斗真が私の膝に顔をうづめて泣き出した。
「明日美は俺のだ。宗次郎にはやらない。」
あのね、こうなったのはみんな斗真のせいなんだけど、斗真はその事分かってる?
加容子さんの問題にしても、何1つ解決してないんだよ。
本当にバカみたい。斗真がこんなに子供だんて、呆れてしまう。
たけどほって置けない、私も相当のバカだ。
泣き続ける斗真の頭を、そっとなぜた。
斗真が昔そうしてくれたように。
優しくなぜ続けた。