30才の初恋
大きな会社だけあって、来客が後を立たない。
年配のお客様がお見えになり、副社長をお尋ねになった。
「藤川様でございますね。副社長室までご案内します。武井さん案内をお願いします。」
リカさんは昼食中で、私と美鈴さんしかいない。
私一人が受付にいても、分からない事だらけだし。
私が行くしかないと思い、笑顔で藤川様を副社長室までご案内した。
「君の名前は、初めて見る顔だな。」
「私は今日から受付で働く事になりました。武井明日美です。よろしくお願いします。」
藤川様と色々な話をして、副社長室の前に来た。
ドアをノックすると、藤川様は入るよとドア越しに声をかけ副社長室に入って行く。
開いたドアの向こうに、副社長とキスをしてる女性が見えた。
開いた口が塞がらないと言うのは、こう言う事を言うのだろうか。
ドアを閉めずにバカみたいにその場に立ち尽くしていた。
仕事中にキスだなんて呆れるし、こんな人が副社長だなんてあり得ない。
清水建設も終わりだわ。
年配のお客様がお見えになり、副社長をお尋ねになった。
「藤川様でございますね。副社長室までご案内します。武井さん案内をお願いします。」
リカさんは昼食中で、私と美鈴さんしかいない。
私一人が受付にいても、分からない事だらけだし。
私が行くしかないと思い、笑顔で藤川様を副社長室までご案内した。
「君の名前は、初めて見る顔だな。」
「私は今日から受付で働く事になりました。武井明日美です。よろしくお願いします。」
藤川様と色々な話をして、副社長室の前に来た。
ドアをノックすると、藤川様は入るよとドア越しに声をかけ副社長室に入って行く。
開いたドアの向こうに、副社長とキスをしてる女性が見えた。
開いた口が塞がらないと言うのは、こう言う事を言うのだろうか。
ドアを閉めずにバカみたいにその場に立ち尽くしていた。
仕事中にキスだなんて呆れるし、こんな人が副社長だなんてあり得ない。
清水建設も終わりだわ。