30才の初恋
「明日美、俺をさそってるのか?」
そんなつもりは全くありません。
斗真が嫌がる服装にしてみたんだけど、まさか逆効果。
車を下りると、斗真が着ていたスーツの上着を私に掛けた。
「いいからそれを着てろ。目のやり場に困る。」
やだ、着ない。
「パンツ見せて歩くつもりか。そのモウモウ柄のパンツ見る方が気の毒だ。」
あ、しまった。パンツ履き替えるのを忘れた。
自分で確認すると、本当に黒白のモウモウ柄のパンツだった。
「明日美はそのままでいいから、無理をするな。」
悔しい。
初日から斗真に一本取られた。
秘書の仕事は思ったより、かなりハードだった。
そんなつもりは全くありません。
斗真が嫌がる服装にしてみたんだけど、まさか逆効果。
車を下りると、斗真が着ていたスーツの上着を私に掛けた。
「いいからそれを着てろ。目のやり場に困る。」
やだ、着ない。
「パンツ見せて歩くつもりか。そのモウモウ柄のパンツ見る方が気の毒だ。」
あ、しまった。パンツ履き替えるのを忘れた。
自分で確認すると、本当に黒白のモウモウ柄のパンツだった。
「明日美はそのままでいいから、無理をするな。」
悔しい。
初日から斗真に一本取られた。
秘書の仕事は思ったより、かなりハードだった。