30才の初恋
「俺はYESの返事しか聞かない。宗次郎はおまえを幸せには出来ない。」




何を勝手に決めてるのよ。宗次郎と結婚した方が幸せになるに決まってるでしょ!




「明日美、あいつはだめだ。誰にも優しすぎるのが欠点だ。」




優しい事が、女性にとって一番なのに、バカみたい。




キャ!




何で急に止まるの。




「斗真危ないで、「うるさい黙れ!」




シートが倒れ、斗真に押し倒された。




え、何が起きたの?




ちょっと、斗真、恋愛初心の私はこんなのついていけないよ。




足をバタつかせ暴れる私の足の間に、斗真の足が入った。




スカートが捲し上げられる。




何が起きてるのか分からない。




怖くて声が出ない。



自然と涙が溢れた。



















< 64 / 308 >

この作品をシェア

pagetop