30才の初恋
「泣くなよ、泣いたら何も出来ないだろ。」
悔しい、一発殴ってやりたいのに、怖くて震えが止まらない。
私に近づくなって言った癖に、何で自分から近づいてくるのよ!
「明日美、震えてる、俺が怖いのか?」
私が頷くと斗真がごめん。と謝った。
謝るならこんな事しないでよ。
悔しくて唇を噛み締めた。
「明日美、そんな目で見るなよ。俺余裕なくて焦ってた。宗次郎におまえが取られそうで怖いんだ。20年前も明日美が俺から離れて行くのが、怖かった。」
何、勝手な事いってるのよ。
それよりどきなさいよ!
「明日美からキスしてくれたら、どいてやる。」
バカっかじゃないの、私からキスなんか出来ないって言うか、キスってどうやってするの?
「俺の首に腕を回して、目を閉じろ!」
うん、分かった。
魔法にかかったみたいに、体を浮かせ斗真の首に腕を回して、目を閉じた。
く、苦しい。
キスってこんなに苦しいものなの?
息が出来ない。
ジンジャう。
悔しい、一発殴ってやりたいのに、怖くて震えが止まらない。
私に近づくなって言った癖に、何で自分から近づいてくるのよ!
「明日美、震えてる、俺が怖いのか?」
私が頷くと斗真がごめん。と謝った。
謝るならこんな事しないでよ。
悔しくて唇を噛み締めた。
「明日美、そんな目で見るなよ。俺余裕なくて焦ってた。宗次郎におまえが取られそうで怖いんだ。20年前も明日美が俺から離れて行くのが、怖かった。」
何、勝手な事いってるのよ。
それよりどきなさいよ!
「明日美からキスしてくれたら、どいてやる。」
バカっかじゃないの、私からキスなんか出来ないって言うか、キスってどうやってするの?
「俺の首に腕を回して、目を閉じろ!」
うん、分かった。
魔法にかかったみたいに、体を浮かせ斗真の首に腕を回して、目を閉じた。
く、苦しい。
キスってこんなに苦しいものなの?
息が出来ない。
ジンジャう。