彼氏の余命を知ってる彼女。


そのまま睡魔に負けて、眠りにつこうとした時、ヒカルが私の耳元で何かを呟いた。


私はそれを理解する暇もなく深い眠りについてしまった────。


──────……



ねぇ、ヒカル。


あの時、私になんて言ったの?


楽しい言葉?悲しい言葉?


その答えはあなたが隣に居ないから誰にもわからないの。


ヒカル、教えてよ。


ねぇ、あの時────…



    
< 216 / 251 >

この作品をシェア

pagetop