アネハと詩織 〜嫉妬と悪魔と星空を添えて〜

クソが さっきので全部記憶消えればよかったのに




この時脳内CPUがフル稼働


導き出した答えが





｢詩織が寝ぼけて水飲もうとして服にバシャァァ行ったわけよ｣



｢うん、それで｣




｢ほんで俺のワイシャツ貸したわけさ その時お前が来たから見られたらマズイと思って閉めたわけよ｣




｢んじゃカイさんはその着替えを悠々と眺めてたわけかよ!!!!｣




｢そんなわけなかろう、ちゃんと目隠ししてたわよ｣




｢いやいや、カイさん出た時モロ裸眼だったじゃねぇか！ 第一そうならなんで寝てるって言ったんだよ？正直に言えばいいだろ！｣





このクソが こうゆう時だけ頭回りやがるぜ




｢いいからいいから取りあえず帰れ 詩織ももう疲れて寝るから、後は任しとけ｣




｢････････｣




ﾊﾞﾀﾝ ｶﾞﾁｬﾘ





｢ﾊｧｧｧｧｧｧｧｧ････｣





超疲れた





なんなのあのアネハは



｢大丈夫だった？｣




｢大丈夫じゃねー｣




｢確かにあのレベルはヤバいな あいつあと酒一滴含ませたらストーカーになるレベルだ｣





｢えっ怖いよ｣





ｶﾞﾊﾞｧ






∑ (ΦДΦ)





こ、これが




伝説の





腕パイズリ





死ぬ




死ぬ





巨乳が腕組みしてくると必然的に起きる超上現象





こうして俺はこの日


賢者のような面構えで夜を過ごした





次の日





｢カイさん｣




｢ア、アネハさん｣





｢昨日はゴメンよ｣




｢え ｣





｢いや昨日はちょっと盲目になり過ぎてたわ｣




｢あぁ まぁはい｣





｢確かにカイさんも詩織が着替えするなんて場面だったら混乱しちゃうもんな｣





(まぁ俺はある意味混乱の上を行ったわけだが)





｢さすがに想像しちゃうとなぁー｣