アネハと詩織 〜嫉妬と悪魔と星空を添えて〜
そこで俺を待ち構えてた事件の7つあるうちの一つが今回の話です
俺はまず吹奏楽部へ入りパーカッション志望だったのに不運にも金管が吹けたのでユーフォに回される
だが俺は根本的に吹奏楽をやる気はなかったので周りの奴らとあまり溶け込もうとしなかった
だって皆体育会系一本道を進んできた俺とはヒューマンタイプが違うんだもの
ただね 入部して五日目位に
「じゃあねーカイくん〜」
!?(ΦωΦ)
帰り際に少し可愛いなぁと思ってたホルンのメガネっ娘から声をかけられる
「お、おう!」
突然だったので元気一杯に返事してしまった
ヤベェ 俺これ漫画で見た事あんぞ こゆシーン
「吹奏楽部・・・・悪くねぇ」
こうして俺はクズになった
次の日
金管同士だった俺らは急に話すようになった
このメガネの名前は今泉まどか
見た目のエリートさを掻き消すが如くアホだった
つかマヌケといった感じ
そんで金管の一年は俺とメガネともう一人のブスとカッパが一人
なんというか
自分でいうのもなんだがあの部活の中の男では1番マシだった自信はあるはずだ
そこでメガネは俺にやたらコンタクトを取ってくるわけだ
一緒に帰ろうだの私からメガネ取ったら何が残るだの言ってくるわけ
そこで吹奏楽部ってのは終わる前に音楽室集合してミーティングやら楽器の手入れして帰るわけさ
そこで
「えっまどか、なんでカイ君と喋ってんの あたしもお喋りしたい」
あの当時だとまるで夢のようなシチュエーションだったな
っていうか普通の人間が生きてても何千人に一人くらいの確率でしか言われないんじゃないか
貴重な体験だった
とまぁそこで登場したのが今回のキモ 岡部詩織ちゃん