アネハと詩織 〜嫉妬と悪魔と星空を添えて〜
こいつは俺を殺そうとした
だから俺も応えねばなるまい
俺はチャリを土手に引いてくる
「アネハ」
「ぐっ・・・・目がぁっっ・・・・」
「いいからよく聞け」
「なん・・・・だよ・・・・」
「お前は俺を殺そうとした、だから俺もお前をタダじゃ済まさん」
「まだ終わってねぇだ・・・・ろ・・・・」
「あぁ、だがお前が俺に不意打ち噛まさなかったら言おうとしてた事がある」
「なんだよ・・・・死ねよ・・・・!」
「俺は詩織と付き合ってねーよ」
「えっ・・・・」
ガシャァァァァン!!!!
土手の上からチャリをアネハに向けてぶん投げた
アネハ 失神
こうして全てにケリがついたのだった
そしてアネハを河に流し、ボロボロで動けなかった俺はチャリを引っ張り上げるのに部員の一人を呼んだ