限られた永遠の物語

「137号」

そう呼ばれて私は振り返った

「何か御用ですか?マスター」

黒い服をまとった彼はこの死神の世界のボス。

マスターは私のそばまで来た

「今月もノルマクリア御苦労だった」

「いえ、当然のことですから」

私はゆっくりと息を吐くとマスターを見た

「マスター。私はいつ1人前になれるのでしょうか?」


「お前は誰よりも優秀な死神だ。だがな記憶が戻らなければ意味がないんだ。」

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