限られた永遠の物語
「それは・・・今も?」
彼女の声が震えていた。
今、彼女がうつむいてて良かった。
オレは彼女の顔が見れない。
「・・・・今は、死ぬことが怖い。」
彼女と出会ってオレは変わった
死にたくない。
かといって生きたいわけでもないんだ。
だってそうしたら、もう彼女と一緒にいられなくなるんだろ?
オレはずっと彼女と一緒にこの時間を過ごしていたいんだ
・・・なんて言ったら彼女は困るだろうな
だから…
「どうしても、この絵を完成させたいから、それまで死にたくない」
この限られた時間を残すために
永遠の時間にするために
ふっと彼女を見ると、床に濡れたものがあった
「リリ?」
名前を呼ぶと彼女の体がビクッと震えた
「リリ、顔を上げて」
彼女は首をふるがもう一度彼女の名前を呼んだ
「リリ・・・お願いだから顔をあげて」
頼むと呟くと彼女はゆっくりと顔を上げてくれた。
抱きしめたい気持ちに駈られながら必死に言葉を探す
「なんで、泣いてるの・・・?」
オレのために泣いているのか?
「わかんない・・・私なんで泣いているの?」
「いや知らないけどさ、でもこれだけはわかるよ」
やっぱり、リリは優しい死神だ
彼女の声が震えていた。
今、彼女がうつむいてて良かった。
オレは彼女の顔が見れない。
「・・・・今は、死ぬことが怖い。」
彼女と出会ってオレは変わった
死にたくない。
かといって生きたいわけでもないんだ。
だってそうしたら、もう彼女と一緒にいられなくなるんだろ?
オレはずっと彼女と一緒にこの時間を過ごしていたいんだ
・・・なんて言ったら彼女は困るだろうな
だから…
「どうしても、この絵を完成させたいから、それまで死にたくない」
この限られた時間を残すために
永遠の時間にするために
ふっと彼女を見ると、床に濡れたものがあった
「リリ?」
名前を呼ぶと彼女の体がビクッと震えた
「リリ、顔を上げて」
彼女は首をふるがもう一度彼女の名前を呼んだ
「リリ・・・お願いだから顔をあげて」
頼むと呟くと彼女はゆっくりと顔を上げてくれた。
抱きしめたい気持ちに駈られながら必死に言葉を探す
「なんで、泣いてるの・・・?」
オレのために泣いているのか?
「わかんない・・・私なんで泣いているの?」
「いや知らないけどさ、でもこれだけはわかるよ」
やっぱり、リリは優しい死神だ