魂の旅
僕はある日、トイレに行った時、白い物を見つけた。

上の方から白いものが少し出ていた。

その白い物を引っ張ってみた。

白い物は、するするすると床に落ちる。

(あれっ?)

まだ、上の方に白い物が残っている。

(なぜ?)

又、その白いものを引っ張ってみる。

(どうしてだろう?)

床の上は、白い物でいっぱいなのに

上からまだ、白い物が見えている。

僕と身体は、夢中になって、その白い物を引っ張った。

(なんておもしろい)

その白い物はいくらでも引っ張ると出てくる。

「カラカラカラ。シュルシュルシュル」

心地良い音が僕を楽しくさせる。

その時、お父さんの声がした。
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