俺様王子のお気に入り
「////っ!!?」
俺の言葉に、鈴乃は顔を紅潮させる。
耳まで真っ赤。タコみてぇ。
「あれ〜?? 鈴乃ちゃん、顔真っ赤だけど? 熱あるのかな〜?(笑)」
人差し指を鈴乃の唇から離すと、今度は額に手をあてた。
「あ、赤くないしっ!!//」
「耳まで真っ赤ですけど…?」
「あっ、暑いからじゃないっ?」
「今、11月じゃん…」
「~~~もうっ!!!///」
一生懸命反論する鈴乃に、思わず笑みをこぼす。