教室に入って、自分の席に着くと、俺の席の回りに女たちが群がってきた。


「ねぇ彼女居るの?」「アドレス教えて?」「名前なんって言うの?」
「カッコイイ!!」


かなりうざかったので全部シカトして、俺は教室を出た。


俺は学校の中が分からないのに、なぜか屋上に着いていた。


サビついた重たい扉を開けると、そこには一人の女が居た。


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