私の秘密


龍「おい…離れろ」


 「え~…やだ!」


 女はすごいぶりっこな口ぶりで言う


 「おい!宇美…すわれ…」


 一人の男の子が言う


 「え~…やだやだ!」


 龍「さっさとすわれ!紹介したいやつがいる」


 女は私を少し睨んでから龍希の隣に座る


 私もさっさと腰掛ける


 龍「紹介する新しく聖龍姫になってもらう桜雅零だ」


 零「聖龍姫…?」


 龍「こいつは筒井宇美もう一人の聖龍姫だ」


 美「なんで!?宇美ひとりじゃないの?なんで!」


 龍「はあ…おい!」


 龍希が声をかけると


 「はい!」


 龍「こいつ少し連れて出てくれ」


 「はあ…」


 宇美とかいう奴が駄々をこねながらも下っ端に連れ出される


 
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