『好き』なんだよ…
想い ~裕side~
瑠花に別れを告げられた。
瑠花も俺と別れたかったんだ…。
ごめんな…苦しめて…。
瑠花…
「俺達が付き合うなんて無理だったんだよ…。」
「…だよね。じゃあ、バイバイ…。」
瑠花は自分の家に飛び込んで行った。
泣かせてごめん…。
翌日から、瑠花に向けられる目は、ガラッと変わった。
文句を言ってた奴も、瑠花の机にイタズラ書きをする奴もいなくなった。
これで安心だ…。
瑠花を悪く言う奴もいなくなったんだから。