『好き』なんだよ…
どうしよう…。自分の作るのでさえ危ういのに…
「大丈夫だよ!! そんなお店で売ってるような服を作るわけじゃないんだし!! 一緒にやろうよ!! 」
彩は、洋服関係の仕事にあこがれていて、自分で服を作ることもできる。
キラキラした目…。
「…分かった。あたしもやるよ…」
「やったぁ!! 衣装作りの係は、明日から放課後に家庭科室で毎日作るって言ってたから、予定入れないでね! 」
「分かった。明日からね」
「うん! じゃあ、また明日からね~!! 」
彩はニコニコ顔で戻っていった。
自分の好きなことが生かせて嬉しいんだろうなぁ…。