『好き』なんだよ…





ムッ





心配してあげてるのに…。






でも、あたしはそんなこと言える立場じゃないよね…。







「そう…。じゃ、あたし帰るから。」







あたしは、立ち上がって階段を駆け下りた。






裕が何かを言おうとしてたけど、今これ以上話すとダメになっちゃうから、立ち止まらずに行った。











家に帰って、一回心臓を落ち着かせる。







「ふぅ~。」






大丈夫…大丈夫…。








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