『好き』なんだよ…






「あっ…あのこれ!! 」






瑠花は俺に箱を渡してきた。






「お母さんが持って行けって…///」






「あっ、ありがとな。」







俺が箱を受け取ろうとしたその時、瑠花の手に触れてしまった。







瑠花は、勢いよく手を引いて舌を向いている。






「あっ、ごめん。…帰るねっ!! 」





あっ、礼言ってねぇ!! 





「待って…。」





とっさに、瑠花の腕をつかんでしまった。





「…何?? 」





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