『好き』なんだよ…
「輝は、文化祭で何の役やるんだ?? 」
「俺は、ドラキュラだぜ!! 裕は何やんの?? 」
「俺は、宣伝。ドラキュラってカッコイイじゃん☆」
「ありがと☆ 文化祭まであと1週間だから、だんだんあわただしくなってきて、衣装作ってる女子たち大変そうなんだよな…。」
「だな…。」
学園祭まであと1週間しかなく、放課後に居残りして、準備してる人もいるんだよなぁ…。
「ちょっとー輝!! あんたの服完成したから、試着してくれない?? 」
女子が輝に手招きをして呼んでいる。
「おぉー!! 分かった!! じゃ、裕。ちょっと行ってくるな! 」
「おぅ。行って来い。」
俺は、輝に手を振った後、ほおずえをついた。
輝が、行った女子の群がりでは、彩が仕切っていた。