『好き』なんだよ…
「おっ、カワイイ子発見!! 」
「ちょっ、幸之介! 」
ったく…女好きなのがたまにきずなんだよな…。
「ねぇねぇ、俺達お化け屋敷やってるんだけど来ない?? 」
幸之介は、正門にいた他校の制服の女子3人組の肩に手をまわしている。
「え~。どうしようかなぁ? お兄さんたちが連れてってくれる?? 」
「OK、OK!! 全然いいよ☆ 行っちゃおう!! 」
幸之介は、3人の女子を連れて歩きだした。
俺も、そのうちの1人の女子に腕を組まれている。
「お兄さんカッコイイよねぇ☆ 身長いくつ?? 」
「えっと…178cmぐらいかな?? 」
「えぇ~!! ちょードンピシャなんだけど! あたし、20cmぴったり違う人がタイプなんだぁ…☆」
何だその理由?