『好き』なんだよ…



 裕の手を握った。





「好きだからね…。」





 あたしより背の高い裕の顔を見た。





 すると、裕が急にあたしを抱き寄せた。





 あたしはビックリして、目を見開いてしまった。





 「…俺も……瑠花が好きだよ…。」






 えっ…?? 裕が…あたしを好き…?? 




 何が起こってるの…?? 涙が出そう…。
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