『好き』なんだよ…

喜び or 不安  ~瑠花side~




 よかった…。



 裕と同じクラスになれた…。



 裕が『一緒にいれる』って言ってくれたから正直嬉しかった///。




 彩も龍もいるし…。



 よかった…。



「瑠花―! 入学式行くよー!! 」



「あー! うん!! 」



 あたしは、急ぎ足で教室を出た。



 体育館は広くて、大きな時計があった。



 長い校長の話は聞く気がなくて、寝てる人もいた。



『新入生代表~』




 アナウンスが入った。




『荒川 裕』




 えっ!? 裕!?




 確かに、壇上に登っているのは、裕。



 この学校は、入試で1番だった人が挨拶をする。




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