ジェフティ 約束

■インサ（14）
　　　ラルフと行動を共にする少年。泥棒。何かと騒動を起こしラルフたちに災難を引き起こすが、どこか憎めない愛嬌がある。その愛嬌に結局シェシルもやられてしまうような感じだが、さてこの先どうなることやら。『第４章　夢の中霧の中』からラルフ・シェシルと共に逃亡の旅に付き合うことになる。


■アスベリア＝ベルン（28）
　　　ノリスの旧友で元同僚。美貌の騎士だが、本人は気がついていないらしい。ノベリア国アカヤ領領主にして、国王軍参謀少将。自分の運命を変えようともがき苦しみ、次第に権力を手にしようと画策し始める。アスベリア編は『第３章　変心の夜更け』からスタートします。


■エド＝ヘイセン（62）
　　　ノベリア国王軍所属。アスベリアが領主を務めるアカヤ出身。老兵で、以前戦争で片足を失ってからは、軍の最前線からは身を引き、アスベリアの身辺の世話をしている。昔は少佐にまで出世したのだが、今は権力というものに頓着せず、下士官にまで身分を落としてもまったく気にしていない。アスベリアの事を息子のように思っている。アスベリアとの関係は『第３章　変心の夜更け』にて語られます。


■ダルク＝ペルノーズ（40）
　　　ラルフの父。ラルフの人格形成に一番かかわりのある人で、憧れNo,1は彼で間違いなし。テルテオ村の村長。村一番の狩りの名手。ノリスは実の弟。


■エリア＝ペルノーズ（故23）
　　　ラルフの母。ラルフを産んでまもなく死去。ラルフはマザコンです。ええ、間違いなく。シェシルに覚えのない自分の母親の面影を重ねているという雰囲気で書いています。


■シモーヌ＝ペルノーズ（60）
　　　ダルク・ノリス兄弟の実母。テルテオ村の薬師。ある意味、偉大な方です。物語序盤、とても威厳を放っていらっしゃいます。


■シェンタール＝アニス（27）
　　　オルバー城下で娼館「アニス」を営む女主人。アスベリアとは子供の頃からの知り合い。深い関係というわけではないが、お互い大人の間柄！？どっちかというと、シェンタールがアスベリアをからかっているだけ。