ジェフティ 約束
しかし、兵士はラルフの素人臭い剣の持ち方に安心したのか、大きく一歩前に出た。ラルフはとっさに、重い剣の先を床にすりながら、どうにかそれを持ち上げ、体ごと回転させるように力任せに振り上げた。
「うりゃぁぁぁ!!」
ぶん!という空気を切り裂く音がしたかと思うと、次の瞬間、メキッという気味の悪い音が聞こえ、ゴリッという嫌な衝撃が剣先からラルフの手のひらへと伝わってきた。
「!?」
重たい剣にラルフ自身が振り回されるほどの勢いで振り上げられた剣は、その勢いをさらに増すかのように、白く眩しい光りを放つ。
後ろにひっくり返りそうになりながら、体を回転させることで何とか踏みとどまったラルフの目の前を、何かが掠め落ちていく。それは、潰れたような音を立て、床に叩きつけられた。
「うりゃぁぁぁ!!」
ぶん!という空気を切り裂く音がしたかと思うと、次の瞬間、メキッという気味の悪い音が聞こえ、ゴリッという嫌な衝撃が剣先からラルフの手のひらへと伝わってきた。
「!?」
重たい剣にラルフ自身が振り回されるほどの勢いで振り上げられた剣は、その勢いをさらに増すかのように、白く眩しい光りを放つ。
後ろにひっくり返りそうになりながら、体を回転させることで何とか踏みとどまったラルフの目の前を、何かが掠め落ちていく。それは、潰れたような音を立て、床に叩きつけられた。