ジェフティ 約束
「こ、ここから先は、コドリスとの国境地帯になるよ!町も村もしばらくはないんだ。そうしたら、食料だって手に入らねえ。
あんたたち、さっきの騒ぎで食料買い損ねてるんだろう?おれ、沢山買ってきたんだ。ほら!見てくれよ」
シェシルが振り返ったことに気をよくしたのか、インサはなおも話し続けた。
「それに、さっきのノベリアのやつらがあんたたちを追いかけてこられないように、ラドナスの外に繋いであった馬を全部放してやったんだぜ。どうだい、役に立つだろう?」
シェシルは鼻で笑う。
「ああ、それはご苦労さん」
「姐さん、そんな冷たいこと言わないでくれよ。おれ、この食料買って、もう文無しなんだよ。なあ、連れて行ってくれよ」
あんたたち、さっきの騒ぎで食料買い損ねてるんだろう?おれ、沢山買ってきたんだ。ほら!見てくれよ」
シェシルが振り返ったことに気をよくしたのか、インサはなおも話し続けた。
「それに、さっきのノベリアのやつらがあんたたちを追いかけてこられないように、ラドナスの外に繋いであった馬を全部放してやったんだぜ。どうだい、役に立つだろう?」
シェシルは鼻で笑う。
「ああ、それはご苦労さん」
「姐さん、そんな冷たいこと言わないでくれよ。おれ、この食料買って、もう文無しなんだよ。なあ、連れて行ってくれよ」