Princess of Magic


 『そんな!!咲ちゃんは?!』

庇「咲様は一緒です」

 
 良かった…咲ちゃんは一緒なんだ…
 でも、転校ってどこへ??

 『転校って一体どこへですか?』

庇「Magic Countryの学校へです」

 あっちにもあるんだ…って当たり前か。子供はいるしね

庇「あっちへ行かれたら、普通にお勉強なさって、いいのです。頑張って点数を落とさなくても・・・」


 『どうしてそれを?!』
 必死で隠してたのに!!


姫は頭が良すぎた。運動神経もずば抜けて…
少しでも普通に近づこうと制御してたのだ。


庇「小学校中学年ごろから急に成績が落ちたので…もしやと思い調べてみると…」

 『調べるって・・・どうやってですか?』

庇「それはあっちの学校で習います。」


 『庇さん。どうして、急に敬語になってしまったんですか?』
庇「今までは隠していましたから…でも隠す必要が無くなった今、王族の方に敬語なしなど・・・!!恐れ多い!!」

 『でも、庇さんが変わられると、私はつらいです…』


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