Princess of Magic
二人は商店街のような人通りの多い街に来ていた。
なんだろう・・・この町…出店もあるし、普通にお店もあるけど・・・遥かに扉の方が多い・・・。この扉ってなんだろう??みんな普通に入っていくけど・・・看板ほとんど出てないよね?…みんなお店を覚えてるのかな・・・?
庇「・・・ん。・・・ちゃん…めちゃん!!ひめちゃん!!」
『あっ!!はい!!』
庇「大丈夫?ぼーっとしていたようだけど……体調が悪いの?また今度にする?」
『あっ!いいえ。大丈夫です。ちょっと考え事していただけで…』
庇「ならいいのだけれど……さ、ここでスティックが作れるわ。」
『バストニエ?・・・スティック屋・・・?』
庇「せいか~い。そのままでしょ?」
『はい・・・こんなに小さなお店とは・・・』
庇「小さく見えるでしょ?でも、ここで、Magic Country中のスティックを作ってるのよ?」
『・・・・すごいですね…』
庇「まぁ、お店の人は案内と環境を作るだけでいいからね…」
『そういうものなんですか?』
庇「まぁ、入りましょう。入れば大体分かるわ。」
二人は街中の古い扉に入って行った。