Princess of Magic
というか…服とか…普通に買うんだ…
嘉〈まぁ…衰弱化とかの関係じゃないの~?昔は服なんて個々で考えてたし。でも服屋がある方が良いよね~かわいい服とかたっくさんあるんでしょ~?〉
わっ!吃驚した…急に話し出すから…というか…人の心勝手に読まないでよ・・・
嘉〈なら、読まれなくすればいいじゃない。まぁ…まずはそのダダ漏れの魔力を制御するべきだけれど…〉
読まれなくする方法が分からないの…って…漏れてるの!?漏れて大丈夫なものなの??
嘉〈大丈夫なわけないでしょう…体力だって消耗するでしょ?それと一緒なんだから…まぁ…あなたの場合漏れるペースよりも湧き出るペースの方が多いから意味は対してないのだけれどね。まぁ…あとは私が“直々に”特訓してあげるから夜をお楽しみに~〉
ね…寝た…寝るの早すぎ…の○太君並みの早さじゃないの?!
夜に特訓…正に寝る暇もない?というか…直々にがすっごく強調されてたのは気のせいじゃないよね…
庇「妃芽ちゃーん?聞いてる??」
『あ…はい。あの…ずっと言ってるんですが…私…服は十分に…』
庇「新しく服買わなきゃ!最後に買ったの1年も前よ!?女の子は常に成長してるのよ!」
ここまで言われたらさすがに言い返せないので妃芽はしぶしぶといった様子で服を買うことになった。
『・・・それにしても…外界にある服とあまりデザインは変わらないんですね…少し先を行っている感じの服もありますが…』
庇「外界はとても豊かなバリエーションの服があるもの。先を行っている感じの服はどんな環境でも対応できるように…よ。」
すべての語尾に音符が付きそうなくらいのテンションで庇保は言う。
『そ・・・そうなんですか…。』
その後また妃芽が庇保の着せ替え人形になったことは言うまでもない…。
それは見事に5時間も続いた・・・
結果妃芽は家に帰るころにはくたびれきっていたがそれを表情に表すことはなかった。