Princess of Magic

 『ただいま。』

庇「おかえりなさい。もう用意は出来ているよ。着替えておいで。」

 『はい。』




 いつも思うなぁ…この家って二人で住むには広くない??
 お客さんは来てもあんまりいないし…
 でも、部屋数多いし…何でだろ??

 
ということを考えているうちにもうテーブルについていた。


庇「姫ちゃん17歳のお誕生日おめでとう。ハイ。これ」

 『ありがとうございます。毎年毎年』

庇「まぁ!いいのよ。姫ちゃんは私の本当の孫みたいな存在だもの。」

 『///ありがとうございます///』

庇「ふふふ。さぁ。開けてみて?気に入ってくれるといいのだけれど・・・」


* * *

 『わぁ!! すごい・・・ありがとうございます!!』

庇「気に入ってもらえて良かったわ…良く似合っているわ」

 『これは咲ちゃんにもらったものと良く似合いそうです』

庇「そうなの?咲ちゃんには何をもらったの?」

 『これです。』

庇「これは・・・あの子にも分かっているのね・・・」

 『変ですか?…』

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