眠り姫
城へ
イバラの道
若者は鬱蒼と茂るイバラや雑草を掻き分けて進みます。
太いイバラから伸びる大きなトゲが、体中を傷つけてきます。
身につけた甲冑には、細長い筋がどんどん増えていきます。
固い枝を剣で切り払い、しなってムチのように襲いかかってくるトゲは盾で防ぎます。
盾には、若者の家の家紋が刻まれています。
若者は、王子です。
王位を継承するための試練として、王から眠り姫の救出を命じられたのです。
王になるには、姫を助けなければなりません。
しかしそれ以上に、若者は義憤にかられていました。
こんな恐ろしい城に、人間が閉じこめられていていいはずがない。
若者は、志を胸に突き進みます。
太いイバラから伸びる大きなトゲが、体中を傷つけてきます。
身につけた甲冑には、細長い筋がどんどん増えていきます。
固い枝を剣で切り払い、しなってムチのように襲いかかってくるトゲは盾で防ぎます。
盾には、若者の家の家紋が刻まれています。
若者は、王子です。
王位を継承するための試練として、王から眠り姫の救出を命じられたのです。
王になるには、姫を助けなければなりません。
しかしそれ以上に、若者は義憤にかられていました。
こんな恐ろしい城に、人間が閉じこめられていていいはずがない。
若者は、志を胸に突き進みます。
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