ぶたさん4
 ちがう、とか、それでも、とか、いろんな言葉がぶたさんの頭を過ぎりましたが、どの言葉も声にはなりませんでした。 なにも見えず、なにも言えない空間の中、ふしぎな声だけがぶたさんを覆います。
< 80 / 197 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop