もう恋なんてしない
なんで?

流星さんらしからぬ言葉にただただ驚いてしまう。

「まだデザートも食べてない。
この後も別の店に行くつもりなんだ。
キャンセルしたのは申し訳ないけど、幹事にちゃんと連絡したし了承も貰った。
今更リカにどうこう言われる筋合いはない」

大きなリカさんの目が驚きで更に見開かれる。

「どうしちゃったのよ、ミカ!?
あんた変よ? この女に騙されてんじゃないの!?」

「失礼な事を言うな! 彼女に謝れ」

「イヤよっ!」



どうしよう・・・。
このままじゃ堂々巡りだ。

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