もう恋なんてしない

着いた場所は・・・地下にあるお洒落なバーだった。

「知らないヤツばかりだけど・・・気にせず僕のそばにいて？」

そんな言葉とともに、お店のドアを開けると・・・

大歓声が起こった。


流星さんって・・・人気者なんだね。


なるべく目立たないよう、流星さんの陰に隠れるように立つ。
そうする事で目一杯。


リカさんが近付いて来て

「ふ～ん、やっぱり来たんだ」

そんな風に言われたけど聞こえないフリをした。



次から次へと流星さんに声を掛ける人たち。

やっぱり場違いだったと改めて思った。