もう恋なんてしない
それからの流星さんは、機嫌が戻って・・・。
「そうそう、これなんだけど・・・。
出張のお土産。 どうぞ」
「ありがとうございます!
お仕事で行ってらしたのに、申し訳ありません」
「こっちは…シアトルで買ったコーヒー豆。
いろいろ試してみて、これに決めたんだ。
結構、旨いんだよ。
瑠璃ちゃんの家にはミルってある?
無かったら、店のを届けるよ?」
「ミルならあります。
史也兄さんがよくコーヒーを淹れてくれるんで。
『美味いコーヒーは、こだわりの豆を挽いて淹れるのさ』って言ってますから」
「史也が淹れたコーヒー、美味しいよねー。
小山内さんは毎日飲んでるんだろう?羨ましいよ」
はぁ、そうかな?
うん、きっと、そう。
豆から挽いてミコト様に淹れてるんだろうな・・・。
私にはちょっと意地悪だけど、ミコト様には忠実な僕(しもべ)だものね、兄さんは。
「そうそう、これなんだけど・・・。
出張のお土産。 どうぞ」
「ありがとうございます!
お仕事で行ってらしたのに、申し訳ありません」
「こっちは…シアトルで買ったコーヒー豆。
いろいろ試してみて、これに決めたんだ。
結構、旨いんだよ。
瑠璃ちゃんの家にはミルってある?
無かったら、店のを届けるよ?」
「ミルならあります。
史也兄さんがよくコーヒーを淹れてくれるんで。
『美味いコーヒーは、こだわりの豆を挽いて淹れるのさ』って言ってますから」
「史也が淹れたコーヒー、美味しいよねー。
小山内さんは毎日飲んでるんだろう?羨ましいよ」
はぁ、そうかな?
うん、きっと、そう。
豆から挽いてミコト様に淹れてるんだろうな・・・。
私にはちょっと意地悪だけど、ミコト様には忠実な僕(しもべ)だものね、兄さんは。