もう恋なんてしない
やっと帰るべき家を見つけた。
そんな気分なんだ。
僕の持つ鍵を待っていたのは、君という家。
ようやく、その入口を見つけたんだ。
早く僕を暖かいリビングに迎え入れて。
余裕も無く、ひたすらに君を求めた。
痛みに耐え、苦しむ君の顔すら、煽情的で。
止める事なんて出来なかった。
君の瞳から零れる雫を舐め取って、何度も何度も口づけた。
君を泣かせてるのが僕自身だと分かっていても、どうする事も出来なかった。
全てを終えて、君が意識を失っても…離れるなんて出来なかったんだ。
1ミリの隙間だって許せない。
実際には、薄い膜が二人を隔ててはいたけれど…。
そんな気分なんだ。
僕の持つ鍵を待っていたのは、君という家。
ようやく、その入口を見つけたんだ。
早く僕を暖かいリビングに迎え入れて。
余裕も無く、ひたすらに君を求めた。
痛みに耐え、苦しむ君の顔すら、煽情的で。
止める事なんて出来なかった。
君の瞳から零れる雫を舐め取って、何度も何度も口づけた。
君を泣かせてるのが僕自身だと分かっていても、どうする事も出来なかった。
全てを終えて、君が意識を失っても…離れるなんて出来なかったんだ。
1ミリの隙間だって許せない。
実際には、薄い膜が二人を隔ててはいたけれど…。