もう恋なんてしない

「バッカヤロ―――ッ!
全くお前は・・・何やってんだよっ!!」


一喝だ。


怒りは収まらない。
そんな様子で尚もキツく続ける史也。


「そうだな、お前は…
瑠璃を閉じ込めて、ナニをヤってた訳だ。


順序が逆だろ――がっ!?


あいつは…あいつは…
なーんにも知らない無垢な乙女だったのに…。
箱入りで、世間知らずで、男となんて接点もなくて!


それなのにっ…


お前の毒牙にかかって、手折られて…。
奪われて、踏み散らされて、汚されてっ!!」


オイ。
そんな人聞きの悪い言い方するなよ・・・。

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