もう恋なんてしない
「宅急便でうちに送ってきた着替えとか、ほら、これ持って流星さんのところに行きなさい。
流星さんはご迷惑? 瑠璃がいても構わないでしょう?」


「僕は・・・めちゃくちゃ嬉しいです(//o//)」


「じゃあ決まり」


なんか、スゴイ事になってるんだけど?


「そうと決まれば善は急げ。
何も無いけど、煮物の残りとかタッパーに詰めちゃうわね。
車だし、保冷剤入れれば大丈夫よね~?」


フンフンと鼻唄を歌いながら台所に戻るおばあちゃん・・・。


あの…えっと…どんだけ楽天的なの?
ダメになった時の事とか…心配してないの?

っていうか・・・
どんだけ史也兄さんの事、信用してるの!?

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