もう恋なんてしない

二人で進む道

髪を乾かし終えた頃、流星さんがお風呂から上がってきた。

濡れた髪、バスローブ姿の流星さんは、色気5割増!
目の毒です…(//o//)

促されるまま向かった先は…寝室。
私がお風呂に入ってる間に、流星さんはベッドメイクをしたみたいで。
ホテルのベッドみたいにパリッと糊のきいたシーツが掛けられていた。

「一緒に・・・いいよね?」


何ですか?
何が、ですか?
一緒に・・・何がいいんですか!?


「そばにいたいんだ。
一緒のベッドで・・・いいよね?」


!!!


過激な質問に、返事も返せず
私は首を上下にぶんぶんさせるだけだった。(一応、了承したつもり)

「瑠璃ちゃん、真っ赤・・・(笑)」

絶対、遊んでる!
私の事、からかって楽しんでる!!
ヒドイっ!

「安心して寝ていいよ?
今日は何もしないから。
初めてだった瑠璃ちゃんを、二日連続で襲ったりしない。
無理はさせないから」

安心して…いいの!?

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