ロ包 ロ孝 2
一方、ブルー·タスクの事務所に助けを求めたティーは熱い日本茶を啜って、ようやく人心地ついていた。
「しかし凄い能力です。痛みは無いんですか?」
「………」
「はぁ、クンダリニー·ヨガですか。自在に痛みをコントロール出来るなんて考えもつきませんでした」
ティーの書いた文字を見て感嘆の声を上げる林。
「………」
「そうですよね。ご心配でしょう。どうですか、うちの者に託(コトヅ)けを持たせましょうか?」
「………」
ティーは深々と林に頭を下げる。林は山路を呼び付けて言った。
「ヒマジ、暇潰しに身体動かして来い。ドームイン東京解るか?」
「えええ? ああ、はぁい。勿論、解りますぅぅ」
ティーは山路にも深々と頭を下げてPDAをしたため始めた。